1566年に群馬県高崎の地で創業した糀屋は、当初から「糀」と「糀菌」の製造販売を手掛け、今もなお昔ながらの伝統製法を続けています。
伝統を受け継ぎながらも、世の中の変化に伴い、新たな商品展開にも積極的です。江戸時代に販売していた甘酒の復刻版や糀を使った調味料など、どれも好評を得ています。
糀がつぶれ、粘りが出るのを防ぐため、製造は手作業で行います。 秘伝の技や特別なことをしているわけではなく、昔ながらの手法を守っているだけ・・・
手づくりの生糀は専用の室(むろ)で作られます。糀菌が発芽しやすい40度程度に設定した室で精米した米を蒸し、手でかき混ぜて冷やします。 ていねいにやさしく手作業で行うことで、甘味とうま味が強く活性度の高い糀が生まれます。 糀の品質を決める米は、契約農家から届くあきたこまちを使用しています。